← ブログに戻る

RedotPay が米国で取得した新たな免許は貸付免許

RedotPay は、米国で初となる州の貸付免許をアイダホ州とネブラスカ州の2件で取得し、さらに20件を超える申請が審査中だと発表した。同社はこれを、将来の米国展開に向けた規制面の地ならしであり、提供地域の変更ではないと位置づけている。

貸付免許が認めるのは与信であって送金ではない

8月との違いこそが要点になる。RedotPay が8月20日に初取得を発表した送金業免許が扱うのは顧客資金の移動、すなわち送金、海外送金、他人の残高の保管である。州の貸付免許が扱うのはまったく別の行為で、その州の借り手に信用を供与することだ。

両者が別々の許可なのは、そもそも別々の事業だからである。利用者自身のステーブルコイン残高から入金するプリペイド型のカードは、誰かが貸し付けることを必要としない。担保を取って先に資金を立て替えるカードや、預けた残高を引き当てにした与信枠は必要とする。RedotPay は米国外の個人向け商品にすでに Credit を並べており、集めている免許は今まさに運営している商品と合致する。機能を削った簡易版に向けたものではない。

2州は足がかりであって開始ではない

米国の貸付業は州ごとに免許が要り、2州はその手続きの結果ではなく出発点にあたる。実際の狙いの大きさを示すのは審査中の20件超という数であり、審査中は許可ではない。

米国の利用者がいつ、どのような条件で、どの金利で、どの商品を申し込めるのかは示されていない。与信商品の金利と利用資格は開始時に定まり、通常は州ごとに異なる。そのどれも公表されていない。

米国外では当面なにも変わらない

すでに米国外で RedotPay を使っている人にとっては背景にあたる話である。米国で RedotPay の上陸を待つ人にとっては、時期よりも輪郭のほうが先に見えてきた。免許の取り方が指しているのは与信であり、最初に動く数字は州の数になる。

8月の送金業免許は同じ境界を反対側から扱っている。

出典:RedotPay の発表、州の貸付免許2件、RedotPay 公式アカウント

関連するカード