COCA のカード利用額が 3,038 万ドルに到達、1 件あたり 61 ドル
Paymentscan が COCA Card を追跡対象に加えた。本稿の執筆時に確認したページでは、2026 年 3 月のカード提供開始以降、カード利用額の合計が 3,038 万ドル、取引件数が 496,549 件、アドレス数が 14,614 となっている。
見出しの数字よりも、それを割って出てくる値のほうが面白い。全期間を通した 1 件あたりの平均はおよそ 61 ドルだ。最も多かった 8 月は 797.9 万ドル、133,842 件、アクティブアドレス 7,789 で、1 件あたり約 60 ドル、アクティブアドレス 1 件あたり月間で約 1,024 ドルになる。これは少数の高額決済ではなく、頻度の高い小口決済が積み上がった形だ。8 月にはアクティブなアドレス 1 件につき平均およそ 17 件の取引が発生している。
月次の金額は一度に跳ね上がったのではなく、着実に伸びてきた。4 月が 116.5 万ドル、5 月が 574.6 万ドル、6 月が 616.5 万ドル、7 月が 639 万ドル、8 月が 797.9 万ドルだ。9 月の 293.6 万ドルは月の途中までの数字で、最初の 11 日間で 46,454 件という進み方は 8 月の 1 日あたりのペースに近く、どちらの方向にも変化は見えない。
これらの数字には二つの但し書きが付く。Paymentscan はデータをオンチェーンのみと明記し、追跡している活動を Base 上でのプログラムと発行体の間の決済と説明している。つまり決済のフローであって、カード保有者が実際に何回支払ったかを直接数えたものではない。決済がまとめて処理されることで、取引数やアドレス数を個々の利用者にきれいに対応させることもできない。これはアドレスあたりの金額を一人の月間支出のように読むときに最も効いてくる。
追跡ページでは COCA の手数料と還元の欄が空欄のままで、これらの料率はこのデータが裏付ける範囲に入っていない。還元の条件は COCA 自身の階層構造から来るもので、今月初めに月間の還元上限が撤廃された。カードを比較する人にとって、Paymentscan の項目が答えるのは残高が一定の規模で加盟店に届いているかどうかであり、手数料や対応地域、本人確認の要件が特定の利用者に合うかどうかには答えない。
出典:Paymentscan の COCA データ、Paymentscan の集計方法、X での告知。