Gate Card のポイント還元は単純な還元率ではない
Gate Card でいちばん目立つ数字は最大 8% のキャッシュバックだ。肝心なのは、Gate Card のリワードがポイントとして発行されるという点で、買い物ごとに即座の現金が入るわけではない。
Gate のポイント制度は T0 から T5 まである。還元率は 1% から 8% まで上がりうるが、その階級は VIP レベルか月間のカード支出で決まる。見出しの数字が成り立つのは、口座と支出の条件が揃ったときだけだ。
上限は還元率と同じくらい効く
上限の小さい高還元率は、上限に余裕のある低還元率とは振る舞いが違う。Gate のカードデータには階級別の月間ポイント上限が示されており、最上位の階級で 40,000 ポイント、100 ポイント = 1 USDT の換算なら 400 USDT にあたる。
実務上の結果として、上限に達したあとは実効キャッシュバックがそれ以上良くならない。T5 の利用者でも、支出額に関係なく無制限に 8% 相当を得るわけではない。月間の上限が天井を決めている。
ポイントは工程をひとつ増やす
Gate は、ポイントを USDT や GT といった資産に交換できるとしており、新しい告知では交換先の選択肢が広がっている。便利ではあるが、それは支出とは別の工程のままだ。
リワードが実現するのは、ポイントが計上され、交換されてからだ。交換先の資産の価値が動けば、あるいは利用者がポイントを交換しないままなら、見出しのキャッシュバックは即座に返ってくる現金と同じものではない。
リワードが筋の通る場面は、もともと予定していた支出だ
Gate Card のリワードがいちばん筋が通るのは、どのみち発生する対象支出で、しかも月間の上限に収まっている場合だ。追加で支出をつくる理由としては筋が悪い。変換手数料と為替コストは正味の利得を削る。とくに国境をまたぐ決済や少額の決済ではそうなる。
Gate Card のキャッシュバックを素直に読むなら、「最大 8%」という言葉だけでは足りない。還元率、階級の条件、月間の上限、取引ごとの上限、交換先の資産、そして取引コストを、まとめて見るべきだ。